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2014.04.10

便利がゆえに忘れてしまうこと

近年、飲食店で目にするようになった、店員呼び出しボタン。
私がよく知る飲食店でも、そのボタンをつけるようになりました。

お客様がそのボタンを押すと、店内に『ピンポーン』と呼び鈴が鳴り、
従業員の方が元気な声で『お伺いしまーす!』とお客様のもとに伺います。

その店の店長さんは、呼び出しボタンを付けた理由を、
「従業員が忙しくしていても、お客様が呼んでいることがわかるように。
あと、人が少ない時でもまわせるように。」とおっしゃっていました。

確かに、従業員の方が少なくて、「何か頼みたい」と思われたお客様の近くに、
従業員の方がいない時は、お客様にとって、とても便利なボタンです。

おっしゃるとおり、効率化・人件費の削減にも繋がってくると思います。

しかし、呼び出しボタンがあるお店の中には、忙しくても、忙しくなくても、
従業員の方が、お客様の様子にあまり気を配ることなく、
呼び出しボタンが鳴ったらお客様のところに伺うという仕組みになってしまっています。

以前、某居酒屋チェーン店の幹部の方が、
効率化と人件費削減のためにという会社の方針で、自分の担当店舗に呼び出しボタンがつけられた際に、
「呼び出しボタンに依存することは接客業の怠慢だ、お客様がボタンを押される前に客席に伺うのが接客だ」と
おっしゃっていました。

私も、従業員の方が、
『お客様は何かあればボタンを押すから、呼び鈴が鳴れば伺えばいい』と考えるのは、少し違うと思います。

便利だからこそ、お客様への気配りを忘れてしまいがちです。

呼び出しボタンと言うのは、あくまでも補助的なものであると考えていただき、
従業員の方が個々にお客様に気配りをして、応対ができれば、
呼び出しボタンという便利なものを味方にして、ホスピタリティ(心からのおもてなし)をご提供でき、
より多くのお客様を魅了して、お店のファンを増やして、
たくさんのお客様をお迎えできるようになるのではないでしょうか。

A.N

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