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2016.12.19

資金繰り表の大切さ

皆さんの会社は、資金繰り表を作成していますか?

 

資金繰り表はその会社のお金の出入りが分かる表です。

しかしながら、資金繰り表の作成をしていない会社は実は意外と多いのです。

 

なぜ、資金繰り表を作成していない会社が多いのか。

それは、決算書とは異なり、税務署への提出は求められていないのが大きな理由だと思います。

資金繰り表を作らなくても、試算表は作れますし、損益計算書・貸借対照表を確認することができます。

あと、ただ面倒だから作成しない、という理由もあるかもしれません。

 

でも、資金繰り表は、例え面倒でも、提出する必要がなくても、作成する意味は大きく、非常に大切な資料です。

 

それは、先程も書いたように、『お金の出入りがわかる表』だからです。

 

実績を見れば、その会社のこれまでのお金の流れが分かり、予測を作成できていれば、これからのお金の流れの予測を見ることができます。

 

運転資金のために融資を受けたい、など融資を受ける際には、金融機関から資金繰りの提出を言われることもあります。

 

銀行は、資金繰り表も決算書と同じくらい大切な資料と考えています。

なので、いい加減に考えてはいけません。

 

決算書が、在庫や売掛金の調整で粉飾が可能なのに対して、資金繰り実績表は、そのような粉飾が不可能です。

そして、銀行が融資をするときに重視をする返済財源の確認も、資金繰り実績表・資金繰り計画(予測)表があればこそできるものです。

 

資金繰り表の形式は自由です。

ネットで『資金繰り表』と調べて出てくるフォーマットも、作成者によって様々であり、見やすい、使いやすい形式で作成することができます。

貸借対照表と損益計算書のフォーマットは、ほぼ決まっていますが、資金繰り表には細かい作成ルールはありません。

 

また、資金繰り表は決算書(試算表)とは違い、月次ではなく、日繰りで確認することも出来ます。

 

日繰り=1日単位で作成ができる ため、

毎日入出金の記録をすれば、それが1ヶ月で月次資金繰り表に落とし込むことが可能です。

 

 

・・・ん?やっぱりやることが多いんじゃない?と思われている方も多いかもしれません。

 

確かに、今まで作成をされていなかったのであれば、会社にとっては業務が増えます。

 

ですが、やはり資金繰り表は大切な会社の家計簿、なのです。

 

資金繰り実績表、そして資金繰り予定表を作ることで、財務的に余裕がある時期、厳しい時期というのが分かるようになります。

このような資金繰り予定表を作ることで、融資を受ける時期、投資の準備できる時期、削減をするべき時期・経費、を計画し、管理・把握できるようになります。

 

何も、半年後まで正確なものを作りましょう!といっている訳ではありません。

分かるところから作成をしていく。まずはここからです。

資金繰り表の作成は最初が大変ですが、分かるところからキッチリ入力をし、それを継続すれば、思っているほど面倒ではなくなります。

そして、何より、会社のことが分かる大切な資料と認識して頂けるようになるはずです。

 

弊社では銀行交渉を含めた指導をさせて頂くとき、クライアント様のご状況に応じて資金繰り実績表の作成をお願いしており、資金繰り予定表・計画表の作成もご案内しております。

 

「運転資金が足りない、融資してほしい」

「今月末に資金ショートする、どうしたらいいか」となった時、

お金を貸してほしい、といっている人がいたとして、お財布事情も分からない人に融資できませんよね?

 

「いつ、いくらお金が入るから、いくら融資してほしい」

「一括では返せないけど、毎月これだけ現金が残るから、毎月この金額を返済します」

そんな会社なら融資しても大丈夫かな?と思われるはずです。

 

銀行マンも同様で、お財布事情やその会社のお金の動きを把握できて初めて融資を検討してくれます。

そういう意味で、資金繰り表は非常に強力な武器になります。

 

資金繰りが厳しくなりそうな会社はもちろん、今は余裕があるという会社も関係なく、

動かすことができる現金を管理し、計画を立てることができる、自分の会社のお財布状況を把握できる会社にするためにも、資金繰り表の作成をオススメ致します。

 

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