1月からセミナーをあちこちでやってきました。
大阪、神戸、東京、昨日は名古屋。
あと、19日に京都、23日に福岡。
これで、KRBの関係する一通りの地域で一巡です。
3月からは、月1回のペースで各地域を回っていく予定です。
もし、よければ是非ご参加してください。
ちなみにセミナー満足率は高い方だと思います。(KRBのHPに書いていると思います)
そのセミナーでも話をしていることですが。
中小企業金融円滑化法が3月で期限を迎え終了します。時限立法でしたので。
この後、リスケをしている会社はいったいどうなるのか・・・。
結論から言うと、何も変わらないと思います。
昨年夏頃からいろいろなことが言われてきました。
金融機関は会社を選別して、多くの会社がつぶれるのではないかとか。
貸し剥がしがおきるとか。
確かに金融機関は選別をしています。
しかし、これは今に始まったことではなく、円滑化法が施行されるずっと前からしていることです。
何ら珍しいことではありません。
いわゆる会社格付けとか金融格付けとか格付け査定とか。
いろいろな言い方をされていますが、正確には債務者格付けといわれるものです。
当然、この格付けが低いと融資は受けにくくなり、金利が高くなるといったような取引条件は悪くなってしまいます。
やはり、会社はがんばってこの格付けをあげる努力はしなければなりません。
円滑化法が終わるといろいろなことが起きるから・・・。と煽っているような本も見受けられますが、大事なこと
は、自分の会社はどのようにして会社を建て直していくのかということがあるかどうかです。
これが明確になっていれば大丈夫です。
しっかりとその方針や計画に則って、がんばっていけばいいのですから。
今後、このブログでリスケの出口について、少しずつ書いていこうと思いますが、まずは、「円滑化法が終わるか
らどうしよう!どうしよう!」と焦るのではなく、今一度自分の会社の状況を見つめて、リスケから脱出する方法
を考えていただければと思っています。
私の経験から、リスケから脱出する方法は4つです。
次回はこのうちの一つ、サービサーを使った債務免除についてお話してみたいと思います。