コラム詳細|椢原のコラム

「会社の終わりかた」 2020.06.13

おはようございます。
KRBコンサルタンツの椢原です。

 

生活スタイルや仕事の仕方も新型コロナ以前とは変わりつつあるように思います。
このような環境の変化に、皆さんは、自分のビジネスをどう対応させていくのか。
試行錯誤でも、実行に移し始めないといけない時期になってきています。

この環境変化にどう対応するかを考えるのは、次の機会ということで、今回の勉強会は、「会社の終わりかた」がテーマです。

 

 

「M&Aするつもりだから大丈夫」
「息子に事業承継させるつもりだから関係ない」
「終わりかたを考えるよりも今が大事だ」

 

どれも間違ってはいませんが、もし、そう考えているとすれば、経営者としては、〝危機管理が甘い〟と言わざるを得ません。

 

 

3年先、いや1年先さえもどうなるかが誰にも予測できないことは、このたびの新型コロナウィルスの感染拡大でわかったはずです。

 

今まで以上に、
・何が起きるかわからない。
・計画通りにいかない。
・先行きが見えない。
というときに、将来こうなるから大丈夫という考えは全く通用しません。

 

足元だけを見て、先のことには目を向けていないということです。

 

 

 

相続を例にとっても、まだ先があると考え、真剣に向き合っている経営者は少ないものです。
会社の終わりも同じです。
明日があると思っているのです。

 

 

 

こういう言葉を聞いたことがあると思います。

 

「最善を目指して、最悪に備える」
~ Hope for the best, and prepare for the worst ~

 

 

企業経営で最悪のことと言えば、「破産」です。
この最悪に関する知識を身につけ、そうなったとしたら・・・と想定した上で、そうならないために、今のことに集中する。

 

これが責任ある経営者としての行動だと思うのです。

 

 

 

破産・破綻・倒産・廃業・M&A・事業承継

 

 

会社の終わりかたはいろいろですが、これを全て経験した人はおそらくいないと思います。
また、経験したからと言って、全てを知ることができるわけでもありません。
経験知というのは、経験数を重ねて身につくものだからです。

 

 

会社の終わりかたには、「財務」「税務」「経営」「労務」に関する法律が深く関係しています。
また、法律に加え、実務的なノウハウや手法は学ばないと知ることができません。

 

経験を補うのは〝知識〟です。
知識があなたを助け、教えてくれるのです。
一度もやったことがないことであったとしても、それについて豊富な知識があれば、大きなミスや間違いを起こす可能性は少なくなります。

 

 

 

私は今まで3000社を超える再生や再建などに携わり、沢山の会社の終わりを見てきました。
そのほとんどは、第二会社での再生のための〝第一会社の終わり〟です。

 

これら〝第一会社〟の社長が必ずと言っていいほど、私に言う言葉があります。

「もっと早く、知っておけば良かった」

 

 

 

私は、会社を終わらせることを勧めているのではありません。
終わりかたを知れば、今の経営の仕方や方針、戦略が変わり、目的をしっかり持った経営をすることができるのです。
だから、その知識を持っていただきたいのです。

 

 

「終わりを考え、今を生きる」
責任ある立場にある経営者だからこそ、必要なことだと思っています。

 

「会社の終わりかた」についての知識をもっていただきたいと思います。

 

 

 

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