2011年、コンサルティング開始当初は、小売店舗を多店舗展開し、売上高1億6千万。 毎月の資金繰りが楽になったことはなく、月末になれば月を越せるかどうかを心配しながらの経営。
お金は入ってくるが、すぐに出ていくという状態。
店舗別貢献利益、店舗別収支に取り組み、採算の悪い店舗は撤退を進める。
経営環境の変化に対応し、商品を再定義。レディースとメンズからキッズに主力商品を変更。
その後、小売事業では存続と利益が望めないと判断し、事業を再定義。
主力事業をアパレル小売から小売店舗の営業運営受託事業に転換。
また、社員の給与と責任、業績が連動し、働きがいが持てる労働環境を採用。
現在、売上は10年前とほぼ同じ1億6千万で変わらない中、経常利益は増加。
事業の見直しにより、仕入と在庫がなくなったことで、資金繰りと限界利益が大幅に改善。
今では、資金繰りに困ることはなくなり、借り入れは2021年2月に全て完済し、無借金経営に。事業承継プランも実行中。