事例詳細|コンサルティング事例

粉飾と横領から黒字への変革

黒字横領粉飾

E社

業種
中古車販売業
売上高
9億円
所有不動産
自宅(個人)、本社店舗(法人)
連帯保証人
社長、専務

E社は業種でいうと中古車販売業ですが、普通の中古者販売業ではなく、中古車を仕入れた後に自社でパーツなどを取り付け、元の車を遙かに超える見栄えとグレード、付加価値を生みだし、新たな商品として販売をしている会社です。

 

経営陣は、社長、専務の二人。社長が営業と現場。専務が経理、銀行窓口という役割で経営。
それなりに売上が増えているにもかかわらず、借入が増加傾向にあり、このことを不審に思っていた社長が、弊社のセミナーに参加したことをきっかけに弊社に事前診断を依頼。
その後、事前診断を進める中で、借入と売上と経費のバランスがおかしいことを発見。
横領の可能性があることから経理体制の見直し、資金管理の見直しを社長に勧告。同時に、利益があまりにも少ないことを指摘し、経費と仕入管理が不十分であること、売上拡大余地があることをアドバイス。

 

事前診断後、弊社がコンサルティングを進めることになり、その着手後すぐに専務の横領が発覚。
なんと、約10年に亘り、ほぼ借入額と同額の横領の可能性があることが予測され、資金と会計処理を調べ直すと
ともに、新たな経理体制を構築するために、現在の顧問税理士を解任し、弊社から税理士を新たに紹介し、経理体制の構築と同時に過去の会計処理を精査した結果、決算の粉飾、横領の事実が明白に。
粉飾については、専務が独断で行っていたという結果に。
会社が被った損害を専務に賠償してもらうことを公正証書にしたのちに、専務は責任を取って退任。

 

今後このようなことが起きないよう社内の経理担当者を選任し直し、経理のルールと仕組みを再構築。
さらに、全勘定科目の中身を社長、後継者で把握し、経費最小に向けた経費最小戦略を実行。その結果、経費は毎月減少中。直近月において、近年では最高の利益額(経常利益率8%)を生みだす。

 

現在、部門別採算性管理の導入を推進。
これによって、利益を増やすためにどうすればいいかを誰かに教えてもらうことなく、自分たちでわかる仕組みができあがり、経常利益率10%ではなく、20%を生みだす体質を今年度中に作り上げるべく取り組み中。
また、売上最大に向けたブランディングとAMTULの法則に基づく試用客獲得に向けた取り組みも今後、実施を予定。