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こんな時だから社員ができること 2020.05.14

皆様、こんにちは。

連日、新型コロナウィルスの報道がされてますが、
本日39県の緊急事態宣言解除、ということで少しずつ収束の道筋ができてきたように思いますが、
この2か月近く、日本の方々が外出自粛や営業自粛という行動を起こされたことにより、
ようやくここまで抑えることができたわけで、また同じような厳しい思いをしなくていいように、
解除といっても、感染拡大防止策は徹底して、元に戻すのではなく、
より良い方向に日常生活・経済活動が回るようにしていかなければなりません。

思えば、

2019年12月中旬 新型コロナウイルスが騒がれだす
2020年1月16日  日本で新型コロナの最初の感染者(武漢での滞在歴有)

 その後感染者の報告がちらほらでてきて、
 感染者の行動歴を報道していたのもいつの間にか報道できないくらいに感染者が多くなり、

2020年3月28日 各都道府県知事から外出自粛の呼びかけ
    
 感染者はさらに増え

2020年4月 7日 7都府県に緊急事態宣言を発出
    4月16日 緊急事態宣言を全国に拡大
    5月14日 39県の緊急事態宣言解除

と振り返るのも忘れてしまうくらいあっという間に過ぎて行った気もしますが、
日本に感染拡大が出てきた3月から事業に影響が出て2か月がたった、という方もいれば、
中国企業との取引があった企業の方は、5カ月近く頭を悩まされている方もいるかもしれません。

誰もが体験したことがないこの状況ですが、
業種にもよるかと思いますが、多くの企業の経営者の方も初めてのことで、
そんな状況の中、資金繰りを回し、事業存続のために必死に行動をされています。

弊社とご契約を頂いている企業様の多くが、この状況をどう打破するべきかと、
経営者勉強会にご参加になられたり、椢原からのアドバイスを求めてお打合せを、とご連絡をくださいます。

今日は、私は社員という立場からそんな経営者の方の下でどう働くべきなのか、ということを考えてみました。

■自燃性の人間になる
 
 以前、三人のレンガ職人という話から『モチベーションを高く持つ』というスタッフブログを書いたのですが、

 今日は稲盛和夫さんの「考え方」という書籍の中から、言葉を借りて、
 社員は「自燃性の人になる」という提案をしたいと思います。

 稲盛さん曰く、人間は「可燃性」「不燃性」「自燃性」の3種類に分かれているそうです。

  可燃性の人は、自分では燃えないけれど、火を近づけられたら燃えることができる人
  不燃性の人は、火を近づけても燃えることのない人

 多くの人は可燃性の人だと思われます。
 上司からの指示に「わかりました」と行動する人、
 「一緒にやりませんか」の誘いに「いいですよ」と行動できる人、
 そんな方は多いのではないでしょうか。
 
 何かをやり遂げるには、
 目的・目標に向かって進むには、
 大きな壁や、大変なこと、辛いことが目の前に立ちはだかることが幾度となくやってきます。
 
 そんな時に、それを乗り越えて目的・目標のために突き進むには、
 自ら考えて、行動を起こすことができる「自燃性」の人でなければなりません。
 
  自燃性の人は、火を近づける前から燃えている人
  つまり、自発性と行動力を持つ人、ということです。

 稲盛さんは、自燃性の人になるには、
 自分がやっていること、自分の仕事を好きになることが一番だと仰っています。

 与えられた仕事をしていれば生活ができるから、というのは少し悲しい気がします。
 私たちの大切な時間を使っているのだから、
 どうせなら「コイツ使えるな」と上司に思わせたいものですね。

■職場での自分の仕事と立場のとらえ方

 ある方がこんな話をしてくれました。
 
 「課長は課長の仕事ができて当たり前。
  部長の仕事の補佐ができるから、課長になっている。
  だから、課長の仕事だけしていたらダメ」

 従業員は多い会社では、部課があると、係長、課長、部長…と役職がつくかと思います。

 平社員は自分の仕事はもちろん、係長の仕事の補佐もする。
 係長は自分の仕事はもちろん、課長の仕事の補佐もする。
 課長は自分の仕事はもちろん、部長の仕事の補佐もする。
  ・・・
 としていけば、
 社長は、部下が自分の仕事を助けてくれるから、必然と自分の仕事はもちろん、
 空いた時間を使って、この緊急事態下だから考える必要がある経営戦略を練ることができる。

 となる、という話でした。

 これにはコミュニケーションをとることや、みんなで連携すること、
 相手を思いやる気持ち、周りの状況をよむ、ということも必要になりますので、
 明日からいきなり取り組む、というのはなかなか難しいかもしれません。

 ただ、
 多くの経営者の方は、今経営戦略を練ったり、これからの資金繰りや事業をどうするのか、
 ということに頭を悩ませています。
 
 これからの自社の事業を守るため、雇用を守るため、必死です。

 
 社長との距離が近ければ、社長の補佐というのもしやすいのかもしれませんが、
 まずは、私たちができることを時間があるうちにしなければならないと思います。

 経営における決定権は経営者にありますが、
 今自分が籍を置いている会社の未来を一緒に立て直すのは経営者だけでなく社員も一緒にしなければならないはずです。

事業・会社によっては、
緊急事態宣言が解除されるまでは、自宅待機だから何もできないし、給料も出ない、という方もいるかもしれません。

この不安の中、解雇になったら…、新しい仕事を始めようかな、と求人サイトを見てしまうこともあるかもしれません。

私の周りにも実際にそんな知人友人がいます。 

そんな状況の方にモチベーションを上げようとか、自燃性になろうとか、できることをしよう!と申し上げているわけではありません。

ただ、今時間があるうちに、
自分のために、会社のために「できるうちにできることをする」ということを是非ご提案したいと思います。

個人的な話ですが、私は弊社に入社する前に、「ここに応募しよう!」と決めた求人票に記載があった一文がありました。

 「自分を磨くことで世の中の役に立つ」
  このような思いを持てる人と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

という一文でした。私はこの一文に口説かれた気がしています。

私も今は在宅ワークで仕事をしていて、家庭保育や家の事情で思うように仕事が進まなかったりしています。
ですが、新型コロナが収束し、早く緊急事態宣言が解除されれば、
自分を磨くことで世の中の役に立てるように、は少し大げさなので、
自分を磨くことで、私の先輩と、社長と、そしてお客様の役に立てるように奮闘したいと、ガソリンを満タンにしております。

できるうちに、できることをやりましょう!